ABOUT
「心瞳流」は養心流養心会(亡鈴木保先生)より「心」を受け継がせていただき「ひとみ」→「瞳」の字を当てたものです 養心会の基本をもとに稽古を進めてまいります
「常堂会」は「常に堂々と」という自分に課しているテーマそのものです 「迷わない」「逃げない」「あきらめない」ということは難しいときがあります 合気道においても頭でわかっていても反応しなければ一瞬出遅れ体は固まってしまいます すると次の時の為に「今度はこうしよう」などとまた頭で考えてしまいます 「堂々としていなさい」と教えていただきました 「堂々とする」 この言葉を追及し生涯かけて身に着けようと思います
合気道は伝統が浅く新しい武道と言われていますが海外では日本人が忘れつつあるような畳での礼儀作法を実践し互いにリスペクトしあい明るく健康的なスポーツでもあると感じます 合気道がこの先国際的なコミュニケーションを担えると感じます 合気道は人と人の勝負ではなく自分自身の心身統一及び精神の鍛練によるもので年齢・性別・キャリアなどの制限なく交流できます 言葉の壁・体格差も楽しむことができます
稽古を積むほどに心のゆとり・思いやり・謙虚さを身に着け誰とでもいつでも堂々と交流できる心と体になっていけるなら稽古は素晴らしい時間です
堂々とするとは「受け入れる」「自信を持つ」「脱力している」ということが当たり前の状態かと思います これらは急なことへの対応に役立ち護身術を身に着ける前に必要なことだと感じます
心瞳流合気道常堂会は特別な流派ではありません 前述のような考えから名づけました
たくさんの皆様と道場で出会うことを楽しみにしています
山本ひとみ
(写真 : 狭山合気道連盟 少年部審査会稽古風景)